皆のひんしゅくを買う

自家用車はまだ非常に稀なころであったが、学校の行き帰りに運転手に送り迎えをしてもらったこと、父親が有名な大企業の創立者であることなど、延々と自慢話が統くのである。自分から自慢たらしく話すから、皆のひんしゅくを買う。


自慢話を聞かされた人たちは、自分たちとは家柄の違う人である、と皮肉たっぶりに陰口をたたく。結局、昔がよくて現在はよくないと言っているのであるから、要は「没落」した身を嘆いているのだ、などと結論づけて、留飲を下げている。

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by dannyne | 2017-05-22 11:05